「新しい取引先を増やしたいけど、どうやって集客すればいいの?」
「しっかり利益を残せるように売上を出していきたい!」
そんな製造業のあなたにとって、この記事は集客の教科書になります。5Pやら4Cとか遠回りなマーケティング用語や精神論ではなく、重要な「何をすればいいか」をまとめた参考書。製造業のマーケティング支援コンサルタントを行っている私が作ったものです。忙しい製造業を行われている方に、ムダな時間は使わせません。
本書の内容は、以下の3段落に分かれています。
- 製造業におけるマーケティングの目的
- 基本的な製造業のマーケティング戦略
- マーケティングを行っている製造業の事例アイデア
今の大口取引先も、いつかは発注が終わるもの。しかしきちんとマーケティングが出来れば営業力に頼らず新規取引先を増やせます。
製造業におけるマーケティングの目的
鉄、木材やプラスチックなど製造業にも多業種ありますが、マーケティングの目的はすべてに共通します。その目的は、安定した取引先の確保。つまり売上と利益を維持したり、拡大も出来ることです。
適切なマーケティングが行えていると新しい取引先の獲得に費やす労力が軽くなり、会社の経営が安定します。具体的には新規顧客が持続的にやってくる仕組み、そしてその顧客がすでに契約意欲の高い状態で打ち合わせに入れる状態を作ることです。
最初は仕組みを作るのに数ヶ月労力はかかりますが、完成すればその後は自動で集客してくれます。
基本的な製造業の集客戦略
ここからは具体的に、何をすればいいのかをお伝えします。上から順に行っていきましょう。
製造業のマーケティング戦略一覧
- ホームページの開設
- ランディングページの作成
- インターネット広告(リスティング、リターゲティング)への出稿
- 展示会に出展
- インターネット検索からの集客(SEO)記事作成
- SNSの運用
ホームページの開設
まず最初に、すべての土台となるホームページを開設しましょう。このホームページがしっかり出来ていないと以降の集客戦略が機能しないので、頑張って乗り越えていきましょう。
ホームページ(Webサイト)の開設方法
これでホームページが開設できます。上記は簡潔にまとめた手順です。より細かく知りたい時は詳細にある「ホームページの開設手順」をタップしてご確認ください。
ランディングページの作成
ホームページが出来たら次に、ランディングページ(LP)を作りましょう。ランディングページとは…集客から成約まですべてを1ページで完結させるためのページです。
ランディングページの作り方
- ホームページの固定ページ「新規追加」をクリックして、新しいページを追加する
- そのページに貴社がターゲットとしている新規見込み取引先に刺さるコンテンツ(営業資料)を記載する
- 記載が終わったら、そのページを公開する
インターネット広告(リスティング)への出稿
先ほど作ったランディングページをWebの広告に出稿しましょう。デジタル広告は業界紙や専門誌といったアナログ広告と違い、どれだけ反応を得られたか効果が測れます。製造業は対象顧客が少ないので、いかに高い確率で契約してもらえるかが重要です。そこで効果計測のできるデジタル広告を活用して、どのようなコンテンツが取引先に刺さるかテストを繰り返します。
リスティングは、GoogleやYahooで検索した時に広告として表示されるものです。
展示会に出展
ここからが集客の本番です。第一に、取引先になりうる人が集まる展示会に出展しましょう。ここで先ほどのWeb広告が活きます。貴社技術の見せ方やキャッチコピー、それらを展示会で披露して新しい取引先を獲得するチャンスです。
出展する展示会の選び方
- 展示会一覧から、貴社の見込み取引先が多く集まるものを選ぶ
- その展示会の運営事務局に問い合わせて、出店するための書類を郵送してもらう
※展示会側からお誘いを頂くパターンもありますが、その場合出展タイミングを選べないこと、また見込み取引先が少ない可能性も。なので自分から積極的に問い合わせるのをおすすめしています。
インターネット検索からの集客(SEO)記事作成
次に、インターネットから集客するSEO記事を作りましょう。SEOとは…検索結果の上位を目指すことです。
これが上手くいけば、1年中自動で集客してくれます。つまり、営業に消耗せず本来の製造業務にフルパワーを注げる状態です。ただしSEOは不確実性が比較的高いので、確実性の高い展示会と両方行うのをおすすめします。
SNSの運用
最後にSNS、中でも拡散力のあるTwitterを活用しましょう。SNSは技術力の証明になります。例えば段ボール、以下のツイートをご参考ください。
娘が FF7R好きすぎていつもごっこ遊びさせられるので、コロナで暇だしバスターソードを段ボールとガムテープで作りました。振り回されると結構痛いです…。 pic.twitter.com/b27H5L6sJK
— 誉 (@homare0601) April 25, 2020
このように、自社の製品を使ってアレンジします。製造でもネジや木材、革など多々ありますが、どの業態でも技術力を証明できます。たとえそのツイートが拡散されなかったとしても、展示会やSEOで集客した見込み取引先の目には入るのでご安心ください。
実は、製造業にとってSNSはもう一つメリットがあります。それは、社員やアルバイトの採用に活かせること。なぜならSNSによって社内が見えるようになり、貴社で働くイメージが湧きやすくなるからです。併せて自社のホームページから求人の募集と集客をおこなえば、人材会社に払っていた数十万の採用費を削減することも可能です。
以上が、製造業の基本的なマーケティング戦略です。これら以外の集客方法は製造会社にとって費用対効果が悪く、手をつけるメリットがありません。それなら製造ラインの見直しにエネルギーを割いたほうが可能性が見えます。なので製造業のマーケティング、集客はここまででお伝えした戦略だけ行うのをおすすめします。
マーケティングを行っている製造業の事例アイデア
マーケティングの集客事例を見て、アイデアの種にしましょう。
パーツフィーダ機械会社Aの場合
上から順番に行ったマーケティング戦略です。
- ホームページの構成改善
- 展示会とSEOによる集客
ホームページの構成改善
すでにホームページをお持ちだったので、それを組み立て直しました。導線の設計、各役割ページの分割、そしてナビゲーションを最適化することによってホームページの訪れた見込み取引先へしっかり情報を届けられる形です。
展示会とSEOによる集客
集客は展示会とSEOの両方でおこないます。これまでにも展示会に出展した経験が何度かあり、そのデータを活かして次回に使うキャッチコピーや出店形態を決めました。
SEOは当社のマニュアルを元に作成していただき、完成後の添削(赤ペン先生)を私が行いました。
以上です。この事例の会社様は、社長も製造現場でほぼ毎日働いていたので、SNSを省き労力を減らしました。また過去の展示会出展データを活用することにより、ランディングページを作ってWeb広告でテストする工程も取り除いています。さらに予算を抑えるために、SEO記事は社長自身が忙しい中ほとんど作っています。
【PR】製造業のマーケティング支援コンサルタントしています
ここまでが製造業のマーケティングの具体的なやり方です。もっと詳細に、効果的な扱い方は無料で公開できません。例えば…
- 見込み取引先を逃さないホームページの組み立て方
- より多くの反応を得られるランディングページの構成
- 検索上位に入るSEO記事の作り方手順
- 製造業におけるSNSの正しい取り扱い
- 溜まったデータの適切な分析方法
これらは私が製造業の経営者様にコンサルをご依頼頂いて、内密に公開している内容です。合わせてその製造会社専用のマーケティング、集客のご支援をしています。
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