「うちのような小さな旅行代理店はどうやって新しいお客様を増やせばいいの?」
「この先も旅行会社で、生計を立てていきたい!」
そんな中小旅行会社にとって、この記事は集客の教科書になります。5Pやら4Cといったマーケティング用語や精神論ではなく、重要な「何をすればいいか」をまとめた参考書。旅行会社のマーケティング支援コンサルタントを行っている私が作ったものです。忙しい旅行代理店を行われている方に、ムダな時間は使わせません。
本書の内容は、以下の3段落に分かれています。
- 基本的な中小旅行会社のマーケティング戦略
- マーケティングを行っている小さな旅行代理店の事例アイデア
きちんとマーケティングが出来れば大手に左右されない安定した経営をおこなえます。
基本的な中小旅行会社のマーケティング戦略
ここからは具体的に、何をすればいいのかをお伝えします。上から順に行っていきましょう。
小さな旅行会社のマーケティング戦略一覧
- 一つの旅先やアクティビティに特化する
- ホームページの作成
- LINE@
- SEO
- SNS検索対策
- Web広告
一つの旅先やアクティビティに特化する
まず大前提に、中小旅行会社は何かに特化するのが必要不可欠です。例えば旅先なら北海道だけ、アクティビティならラフティングだけのように、1つに突出しましょう。
今までのように大手のパッケージツアーを代理で集客したり、地域のお客様をターゲットにするのは難しくなります。なぜなら、インターネットで旅行を検索するのが高齢者も当たり前になるからです。これはつまり、手間を削減する付加価値が薄くなることを意味します。旅行会社は仲介をおこなう手数料ビジネスなので、手間の価値が低くなると売上も下がります。それでも今は小さな旅行会社にお客様がやってきます…が、ネットの使いやすさが広がるほど生計を立てられるほど儲からなくなってきます。
だからこそ、1つに特化することが中小旅行会社にとっての生き残る手段です。例えば先ほどの北海道だけに特化すると、北海道の隅々まで詳しくなれますよね。するとその北海道の知識がお客様にとって付加価値になるので、HISやJTBといった大手に勝てるフィールドが出来上がります。また特化することによって、ネットからの集客もしやすくなるメリットも。
今後生き残るのは、安心感のある大手と1つのフィールドに強い中小旅行会社だけです。まずは小さなところから攻めて、徐々に範囲を広げるのがおすすめです。
ホームページの作成
次に、すべての土台となるホームページを開設しましょう。このホームページがしっかり出来ていないと以降の集客戦略が機能しないので、頑張って乗り越えていきましょう。
ホームページ(Webサイト)の開設方法
これでホームページが開設できます。上記は簡潔にまとめた手順です。より細かく知りたい時は詳細にある「ホームページの開設手順」をタップしてご確認ください。
LINE@の活用
最後の土台作り、LINE@を開設しましょう。
これに登録してくれた旅先探し中の方には、その人に合うプランを毎日1件送付しましょう。旅行後の登録者には、このLINE@を通してアフターフォローも行えます。
このように、LINE@を使えば迷っている旅行予定者を逃さず、さらには旅後の満足度も高められます。
インターネット検索からの集客(SEO)
ここまででお客様を逃さない土台が出来上がりました。さあ、集客に入っていきます。
まずはインターネットから集客するSEO記事を作りましょう。SEOとは…検索結果の上位を目指すことです。
このSEOにおいても、最初におこなった旅先やアクティビティに特化したことが活きてきます。これが上手くいけば、1年中自動で集客してくれます。つまり、営業に消耗せずフォロー業務にたっぷりパワーを注げる状態です。
SNSハッシュタグ検索からの集客(Instagram)
SNSはTwitter、Facebook、Youtubeなどたくさんの種類があります。旅行業ならその中でもInstagramさえ扱えていれば大丈夫です。
Instagramを行う際、重要なのはハッシュタグの選択と写真の見せ方の2つです。例えば北海道に特化した旅行会社の場合、ハッシュタグ「北海道旅行」は必須になります。そしてどの投稿でも写真1枚にまとまった旅行プラン、観光地写真は必ず添付します。
Web広告からの集客
次に、インターネット広告を活用して集客しましょう。興味関心によって配信先を絞れるデジタル広告が効果的です。中でもInstagram広告が旅行業界におすすめです。
以上が、中小旅行会社の基本的なマーケティング戦略です。これら以外の集客方法は費用対効果が悪く、手をつけるメリットがありません。それならアフターフォローにエネルギーを割いたほうが可能性が見えます。なので中小旅行会社のマーケティング、集客はここまででお伝えした戦略だけ行うのをおすすめします。
マーケティングを行っている中小旅行会社の事例アイデア
マーケティングの集客事例を見て、アイデアの種にしましょう。
中小旅行代理店Aの場合
上から順番に、おこなった大まかなマーケティング戦略です。
- 別で特化サイトの立ち上げ
- Instagram広告の出稿
- SEO記事の作成
- 自社企画の旅行プラン
別で特化サイトの立ち上げ
リスクを小さくするために、今おこなっている業務はそのまま行います。その業務の取扱量は減らし、別で立ち上げる特化サイトにリソースを割きました。
Instagram広告の出稿
特化ホームページが出来上がった後、さっそく集客に入ります。まずはテストのため、すぐに成果のあらわれるWeb広告を使いました。広告プランやコンテンツを調整しながら2ヶ月ほど運用を続けます。
もし確実にニーズがある場合、広告を飛ばして次のSEOによる集客から始めることも可能です。
SEO記事の作成
インターネット検索からの集客を行うため、SEO記事を作成します。SEOは当社のマニュアルを元に作成していただき、完成後の添削(赤ペン先生)を私が行いました。
出来上がったコンテンツはYoutubeにも使い、動画検索の対策も行いました。
自社企画の旅行プラン
実績が出来たら、本格的に自社で旅行プランを企画します。ここが最終目標であり、貴社のブランドになります。
この事例の会社様は、地元に配るチラシや紹介が頼りの経営を行っていました。しかし将来を考えた時に「今の旅行代理店の形じゃダメだ」と気づかれ、お声がけくださいました。
【PR】旅行会社のマーケティング支援コンサルタントしています
ここまでが中小旅行会社のマーケティングの具体的なやり方です。もっと詳細に、効果的な扱い方は無料で公開できません。例えば…
- 利益率を上げるホームページの組み立て方
- 検索上位に入るSEO記事の作り方手順
- 旅行会社におけるSNSの正しい取り扱い
- 溜まったデータの適切な分析方法
これらは私が旅行会社経営者様にコンサルをご依頼頂いて、内密に公開している内容です。合わせてその旅行会社専用のマーケティング、集客のご支援をしています。
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